好酸球性、過敏性、間質性、嚥下性、薬剤性肺炎
好酸球性肺炎(PIE症候群)
好酸球性肺炎(PIE症候群)は、アレルギー性の肺疾患と言われている。
| 原因 Cause |
一般的には、カビ、寄生虫等によるアレルギー性の肺疾患と見られているが、原因は、多くは不明とされる。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
軽い呼吸器の症状・激しい喘息発作 |
| 治療 Treatment |
まずステロイド剤が投与され、重症になると酸素吸入や利尿剤の投与が実施される。 |
過敏性肺炎
過敏性肺炎は、有機性のチリを長期間吸い込み、免疫反応を起こして発症するアレルギー性の肺炎である。
| 原因 Cause |
原因となる有機性のチリの種類によって、名前がつけられている。古い木造家屋に繁殖するカビを原因とし、日本の高温多湿の夏に多発するのが夏型過敏性肺炎。空調病・加湿器病はエアコンや加湿器のカビを吸引することで発症するもの。他に、鳥のフンの血清を吸い込むことで発症する鳥飼病・愛鳥家病、農作業中のカビで発症する農夫肺症がある。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
悪寒・発熱・倦怠感・チアノーゼ・血痰・胸痛 |
| 治療 Treatment |
原因となる対象から離れることが一番の治療である。対症療法として、ステロイド剤の投与を行う。 |
間質性肺炎
間質性肺炎とは、肺炎が肺胞の炎症であるのに対し、酸素と二酸化炭素を交換する間質(肺胞の壁)が結合した組織に炎症が起こるものである。間質の炎症を指し、病名ではない。
| 原因 Cause |
主な原因は、薬剤性肺炎、放射性肺炎、ニューモシスチス・カリニ肺炎や膠原病の合併症の肺炎等である。原因不明のものも多い。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
呼吸困難・咳・微熱・倦怠感 急速な呼吸不全に陥ったり、ガス交換機能が急低下する肺繊維症になったりすることもある。 |
| 治療 Treatment |
酸素吸入を施し、副腎皮質ホルモン剤を長期間投与する。 |
嚥下性肺炎
飲食物等の誤飲や胃液の逆流が、気管、気管支に入って起こる肺炎である。
| 原因 Cause |
飲食物等異物の侵入で、気道から肺にかけて細菌感染を起こすのが原因である。老人性肺炎の大きな原因となる。 |
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| 症状 Symptoms |
膿性の痰 痰が黄色くなり、悪臭をともなう。 |
| 治療 Treatment |
他の肺炎同様、抗生物質を投与する。 |
薬剤性肺炎
病気の治療で投与された薬剤が原因となって引き起こされる肺炎である。
| 原因 Cause |
原因となる薬剤は数多くあり、抗生物質、抗がん剤、血圧降下剤等があげられる。高齢者への抗がん剤の投与による発症が多い。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
から咳・呼吸困難・発熱・悪寒・全身倦怠感・発疹 |
| 治療 Treatment |
まず第一に原因となる薬剤の投与を中止する。ステロイド剤投与をすることもある。 |

