慢性、急性呼吸不全・続発性、原発性肺化膿症
急性呼吸不全
急性呼吸不全は、急性で、呼吸の働きが阻害され、酸素、二酸化炭素のガス交換が著しく障害を受けた状態である。
| 原因 Cause |
気管喘息の発作や重症の肺炎、気道閉塞、間質性肺炎、敗血症、神経筋疾患等の他、外傷やショック等を原因として起こる。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
呼吸困難・チアノーゼ・意識混濁 |
| 治療 Treatment |
急性呼吸不全は、生命の危険があるため、救急措置として酸素吸入等が、まず施される。その後、原因となる病気の治療が実施される。 |
慢性呼吸不全
慢性呼吸不全は、慢性的に呼吸の働きが阻害され、酸素、二酸化炭素のガス交換が著しく障害を受けた状態である。
| 原因 Cause |
慢性気管支炎や肺結核、肺気腫等の疾患が原因となり、これらの疾患が進行して呼吸不全に陥る。高齢者に多い症状で、60歳代の発症が最も多い。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
息切れ 数年をかけて、ゆっくりと進行する。 |
| 治療 Treatment |
家庭で、継続的に行う酸素吸入療法(在宅酸素療法)が主な治療である。 |
続発性肺化膿症
肺化膿症は、病原菌感染で肺は化膿性の炎症を起こし、組織が壊死する強度の肺炎である。続発性肺化膿症は、肺の病気が原因となって発症する。
| 原因 Cause |
気管支拡張症、肺炎等の肺の病気によって、肺が化膿、炎症を起こすのが原因である。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
発熱・悪寒・倦怠感・頭痛・咳・痰・胸痛 |
| 治療 Treatment |
原発性肺化膿症と同様、強い抗生物質の投与をすると同時に、原因となる肺疾患の治療を並行して行う。 |
原発性肺化膿症
肺化膿症は、病原菌の感染で、肺が化膿性の炎症起こし、組織が壊死してしまう強度の肺炎である。原発性肺化膿症は、肺自体に原因となる病気がないものである。
| 原因 Cause |
主に気管支から細菌が感染して起こる。脳卒中や泥酔等で意識不明になったときに、口中の残留物が気管に入って細菌感染する。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
発熱・悪寒・倦怠感・頭痛・咳・痰・胸痛 |
| 治療 Treatment |
入院を要し、強い抗生物質で治療する。 |

