気管支喘息・気管支喘息の食事療法
気管支喘息
気管支喘息は、気管支内が狭り、空気が通りにくくなるため、呼気が音を発するものである。
| 原因 Cause |
主な原因は、アレルギーと言われるが、他にウイルスや細菌感染等も考えられている。気管支が少しの刺激に過敏になり、刺激で収縮して気管支粘膜が腫れるために気管支内が狭くなる。このため、喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難となる。発作の誘引は、かぜ、気管支炎等の他、急激な気温の変化、花粉やほこり等の異物がある。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
喉、胸の詰まり・喘鳴・呼吸困難・咳、痰 発作は、明け方にかけて、突然起こることが多い。 |
| 治療 Treatment |
治療は原因療法と対症療法があり、根治のための原因療法として、特異的減感作療法(免疫療法)と非特異的変調療法がある。喘息の発作を止める対症療法としては、気管支拡張剤や咳止め等の薬剤投与が中心となる。ひどいときは副腎皮質ステロイド系の薬剤を使う。 |
気管支喘息の食事療法
気管支喘息の原因であるアレルギーを食事でも意識する。
食事のポイント
- ●抗原(アレルゲン)を含む食品を食べない 卵、牛乳、牛肉、鶏肉等、抗原となってアレルギー発作を起こす食品を避ける。
- ●カルシウム、ビタミンCを摂取する 不足により気管粘膜が敏感になり発作が起きやすいので、積極的にとる。
- ●肉、甘いものを食べすぎない 肉、甘いものの食べすぎで、発作が起きやすくなる。
気管支拡張症
気管支拡張症は、気管支の一部が広がって、咳と痰が慢性的に出る病気である。気管支拡張症は突発性気管支拡張症とも呼ばれる。
| 原因 Cause |
原因不明で起こる突発性気管支拡張症の他、先天的な気管支内壁の異常で起こる先天性気管支拡張症がある。また、肺がん、肺炎、肺結核等を原因とする、続発性気管支拡張症もある。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
咳、痰(血痰、喀血)・発熱、胸痛 夜間に痰がたまり、午前中に咳と痰が続く。拡張部分の細菌感染で、痰が膿となって悪臭が出ることもある。 |
| 治療 Treatment |
薬剤の進歩で、手術は不要となってきた。抗生物質の投与により、細菌感染の元になる痰を除去する。 |
慢性気管支炎
慢性気管支炎は、気管支粘膜が炎症を起こす気管支炎のひとつである。
| 原因 Cause |
気管支の粘膜で、異物を排除している線毛が、老化や体力低下、タバコ、大気汚染等によって、働きを妨げられるのが原因である。このため、気管支に分泌物がたまり、痰が増える結果となる。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
咳・痰 慢性になると、朝起きるたびに咳や痰が出るようになる。 |
| 治療 Treatment |
喫煙習慣を改める等、原因の除去により悪化を防ぐことができる。現在、根本的に治癒する治療はない。 |
急性気管支炎
急性気管支炎は、気管支粘膜の炎症で起き、痰や咳が多く出る。
| 原因 Cause |
主な原因は、かぜのウイルスによる二次感染である。気道にウイルスや細菌が感染し、上気道炎にかかって発症する。大気汚染やタバコの吸いすぎ等が原因となる場合もある。 |
|---|---|
| 症状 Symptoms |
高熱・咳、痰・鼻水、鼻づまり・喉痛・頭痛、倦怠感、声がれ・呼吸困難、胸痛 かぜが急性気管支炎になると、乾いた咳から湿った咳となり、黄色い痰が出るようになる。悪化すると肺炎や喘息のような呼吸困難、胸痛を引き起こす。 |
| 治療 Treatment |
抗ウイルスの特効薬がないため、かぜと同様、各症状への対症療法が主となる。普通は、1ヶ月程度で治癒するが、細菌感染を起こすと、化膿性の炎症や肺炎へと進行するので、早めの徹底治療が肝心。対症療法としては、気道を吸入で加湿しながら、咳止めの薬剤を用いたり、症状に応じて解熱剤や去痰剤(きょたんざい)を使用する。 |
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